雲の上。
ハニャンは目を輝かせながらくぅちゃんをぎゅっと抱きしめた。
「なんかね、くぅちゃん。パパの優しさがママを癒して、癒されたママの優しさがまた赤ちゃんに届いて……赤ちゃんもママとパパをたくさん癒してて……やっぱり優しさと癒しって循環してるんだね！」
くぅちゃんは心の奥でうんうんと頷くように、やわらかな気配を放った。
「そうだなぁ。しかも、その循環はぐるぐる回るほど、どんどん愛が大きくなっていくんだよ。」
ハニャンは胸の前で小さな手をきゅっと握りしめた。
「ほんとだぁ！しかもね、パパが赤ちゃんと遊んだりお世話してあげるのももちろん愛情だけど……パパがママを大切にしてるのも、赤ちゃんを大切にしてることに繋がってるんだね！」
「その通り。」
くぅちゃんの声は、心の奥にじんわり広がるように響く。
「パパの優しさは、赤ちゃんに直接向けるものだけじゃない。ママを支えて、心に余裕を持たせてあげることもまた、赤ちゃんを守ることになるんだ。昨日の夜ママがゆっくり眠れるようにしてあげたのもそうだし、普段は外で一生懸命お仕事してるのもそういうことなんだ。」
ハニャンは感心してうなずいた。
「なるほど〜！じゃあ、パパの優しさはママを通じて赤ちゃんに届いてるんだね！ぽんぽこぽんで繋がってる〜！」
その声に応えるように、抱きしめているくぅちゃんの体がふわりとあたたかく感じられた。
まるで「よく気づいたね」と語りかけてくれているようで、ハニャンの胸はさらにぽかぽかになった。
【ハニャンが見せた優しさと癒し】
ハニャンは「優しさと癒しの循環」に気づき、その大切さを声に出して伝えました。小さな気づきも、誰かを癒す大きな一歩になるのです。
【ハニャンが学んだ優しさと癒し】
パパの優しさは赤ちゃんに直接向けるものだけでなく、ママを支えることで間接的に赤ちゃんを守ることにもつながる。優しさは形を変えて循環していくのだと学びました。
K.ハニョンのあとがき
家族の中の優しさや癒しは、一方通行ではなく循環していくもの。
パパの思いやりがママを支え、ママの安心が赤ちゃんに届き、赤ちゃんの笑顔がまた家族を癒す。
その循環が繰り返されることで、愛はますます大きく、強く育っていきます。
ハニャンの学びや気づき、日常の小さな癒しをもっと知りたい方へ。
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