病院の休憩スペース。
ハニャンとくぅちゃんは、窓際のソファで小さな赤ちゃんを抱くママの姿を見つけました。
赤ちゃんは顔を真っ赤にして泣き声をあげています。
ママはその小さな体を胸に抱き寄せ、背中を「トントン…」と優しくたたきながら、静かな声で子守歌を口ずさみました。
すると、不思議なことに泣き声はだんだん小さくなっていき、やがて安心した寝息に変わりました。
「…なんでママの手だけで泣き止むんだろう?」
ハニャンは小首をかしげます。
くぅちゃんは、ゆったりと微笑みながら答えました。
「それはね、ママの手が赤ちゃんにとって“世界で一番安心できるぬくもり”だからだよ。
それに、そばにいてくれる“存在”そのものが、赤ちゃんにとっての安心なんだ。」
「そっか…。優しさって、何も言わなくても、ただ“そばにいる”だけで伝わるんだね…」
ハニャンは小さな声でつぶやきました。
くぅちゃんはコクリとうなずきます。
「そうさ。優しさは、手のぬくもりにも、静かに寄り添う存在にも宿るんだ。」
ハニャンはまたひとつ“優しさ”のかけらを見つけ、胸の奥がぽかぽかと温まりました。
【ハニャンが見せた優しさと癒し】
泣いている赤ちゃんを見て、そっとそばに行き、ママのぬくもりに包まれる赤ちゃんを静かに見守り続けたこと。
【ハニャンが学んだ優しさと癒し】
優しさは“言葉がなくても、そばにいるだけで伝わる”ということ。
そして、その存在が相手に安心感を与えることを知った。
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